違和感は自分へのメッセージ

いつものように朝が来て、目が覚めたと思った。

 

でも隣にいる彼が

「大丈夫?昨日のこと覚えとる?」

と心配そうな顔でいう。

 

「ん?」

全く記憶がない。

いつものように飲んで、寝たと思ってたけど

…違ったみたい。

 

「自分優良物件だもん!って何回も言うて、

マーライオンになって、布団で寝ない…

中々大変だったんけど…。」

 

…謝罪の気持ちが爆発した。

そして全く記憶がないことに怖くなった苦笑

 

そんな気持ちで落ち込んでる時に

彼が頭撫でながら

「しおりは、よく頑張ってるよ。

偉い偉い。お休みが必要って合図やな。」

 

その言葉を聞いた時

涙が出そうなのがわかったから、

奥歯をぎゅっと噛み締めた。

 

私は中々波乱な人生を生きてると言われる。

でも

「○○より私は大変なの!

自分が1番可哀想なの!」

と思うこと、周りに伝わるのは死ぬ程嫌だった。

 

自分に酔ってるだけじゃん?

言い訳みたいの嫌だよ…って。

 

それを聞いた彼が

「自分を甘やかせてあげな。

頑張らなきゃって思うしおりの気持ちを使って、周りと環境が頑張らなきゃいけん状態を作ってたと思う。

環境が少し悪かった。

しおりは何も悪くないから。」

 

スッと心のモヤモヤが消えた。

私が思ってた感情は言い訳じゃなくて、

自分の心の悲鳴だったんだなって。

 

散々悩んだけど

自分の気持ちが落ち着く方へ進もうと思った。